最近は「煙草=美容の敵」というくらいはっきり悪者扱いされていますが、しみや美白に関して煙草はどういうふうに悪さをするのでしょうか?
実は20代女性だけを見れば、煙草を吸っている人も煙草に縁のない人もそのお肌にあまり差はありません。
ただ、30代以降はそれぞれ分かれ道に進むことになります。
30代になってくると、煙草を吸っている人の肌は毛細血管への血流の悪さから、毛穴の開きや肌のたるみ、しみ、しわ等、顕著に違いがあらわれてきます。
その理由として一番に挙げられるのが、煙草によるビタミンCの消費です。
ビタミンCは美しい肌を保つのに、とても重要な栄養素ですが、タバコを1本吸うごとに体内にある25mgものビタミンCが破壊されてしまうといわれています。
ちなみに、レモン1個分のビタミンCと言われている量は20mgです。タバコを1本吸うごとに、美肌に必要とされているビタミンCをこれだけ破壊しているのですから、良くないと言う事は明白に判りますよね。
どうしても煙草をやめられない場合は・・・本数を少なくしたり、タバコを1本吸うごとにビタミンCのサプリメントを摂取したりするとある程度の効果はあります。
ビタミンCは水溶性なので、一度に大量に摂取しても、余った分は体外へ排出されます。
だから時間間隔を開けて吸うようにします。
ただ、本当に美白を望んでいるのであれば、煙草はいますぐ止めるべきといえます。